2019年1月12日土曜日

写真は記憶というパズルの1ピース - Photo,it is a piece of puzzle named memory.


まず本題に入る前に。

このブログのコンテンツの一つ、SAKE Listへの登録件数が567銘柄になりました。
銘柄によっては分かる範囲の情報やコメントを書いていますので、日本酒好きの方にぜひ見ていただけたらと思います。
あとは「私もこのお酒飲みました」「私もこのお酒好きです」などのコメントも頂けると嬉しいですねぇ(笑)。

記憶を掘り起こし

さて本題。

以前にも書き込みましたが、昨年末にFacebookで同級生と繋がってから、昔のことを色々と思い出す機会が増えました。

そんな中、実家から昔の写真を少し持って来たことを思い出し。

探してみると、あったのは高校の卒業アルバムと紙焼きの写真が数十枚。

久しぶりに見る写真。
写真を一枚一枚見るたびに記憶が鮮明になっていき、それはまるでジグソーパズルのピースを埋めていくようで。

時間を忘れ、全て見終わったらまた最初から見直してました(笑)。

写真とは

今の時代、気軽に美しく写真を撮る道具や手段はいくらでもあります。
でもそこに自分自身の思いや感情、気持ちは入っているのかな。


インスタグラムに投稿するためだけに撮影し、もうそれでお終い。
今撮った写真すら、すぐに記憶から消す。

だけど昔は記憶の一部分だったのでは。

それは決して人に見せるためではなく

本当に大事なその瞬間を忘れないために

そして

失われた時の記憶を呼び起こすために

だから昔の人は写真一枚一枚をとても大事にしていたのだと思います。

前にも書いたかも知れませんが、記憶や古い写真はお金を出しても買えません。
毎日新しい情報が次から次と入ってきて、古い記憶は嫌でも薄れそして消えていきます。

だからこそ

もっと写真を大事にしよう

今回はそう思いました。

色褪せた一枚

この写真は小学校の運動会の昼食時で、右に写っているのはオヤジです。


オヤジは今も健在ですが、この時は遠洋漁業の漁師として日本中の色々な漁船に乗っていたので、家にいたのは一年のうち一ヵ月ほど。
この時はたまたま稚内にいて運動会を見に来た時でした。

オヤジが運動会を見たのは、後にも先にもこの一回限りでしたし、子供の頃にオヤジと撮った写真はこの一枚しかありません。

退色して表面にひび割れも入ってきた写真ですが、私にとっては大事な大事な記憶の一枚。
※誰が撮影したか不明で、ネガも無いので。

皆さんも押し入れやクローゼットの奥に仕舞い込んだ写真、久しぶりに観てみたらどうでしょうか。

それにしても今の子たちって、どれだけ写真に思い入れがあるんだろう・・・。
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