2021年6月1日火曜日

体力、視力の衰えを中古カメラが救う

私が愛用しているデジタル一眼レフ、PentaxのK100d Superは軽くてコンパクトなミラーレス一眼レフなど無かった頃のもので、そこそこ重たい。

大きさはそれなりにコンパクトなのですが・・・やっぱり重たい(涙)。

重さを調べてみると本体は電池とSDカード込みで670g。
愛用のレンズのXR-RIKENON 50mm F1.7が220gなので合わせて約900g!

これを首から下げて何時間も撮り歩いていますので、首に負担が掛かる上に体力も消耗します。
「今日は撮るぞ」と気合いが入った時は良いのですが、街角スナップや「ちょっと散歩」のお供には大袈裟ですし、なにより疲れます。
※フルサイズの一眼レフや長い望遠レンズを持ち歩いている方を見ると、本当に頭が下がります(涙)。

しかもこのカメラには今風のライブビュー(ディスプレイを見ながら撮影できる)なんて洒落た機能もないので、シャッターを押すには小さなファインダーを覗くしかない。
年齢的に視力も落ちているので、ピントが合わない合わない(涙)。

カメラ自体の操作性や写りには満足しているのですが、もう少し気軽に持ち歩ける小さいカメラが欲しいなぁと思い、中古で状態の良いものをフリマサイトやネットオークション、中古ショップなどで探しました。

なぜ中古

なぜ新品ではなく中古なのか。
精密機器であるカメラは当然新品の方が良いですし、中古の場合は修理対応終了の場合もあります。

予算的なことはもちろんありますが、久しぶりに家電量販店のカメラコーナーを見てびっくり!
今売られているデジタルカメラはミラーレス一眼レフが主流で後はフルサイズの一眼レフと高級コンデジ(コンパクトデジタル)だけ。
安くても5万円以上でメインの価格帯はレンズ付きで10万円台。

コンデジでも7、8万円以上!(驚)

もうどのメーカーも、コンシューマー向けのそこそこの値段でそこそこの製品ってやめたんですね。
「一般の人はスマホで撮るから、そこの市場にはもう食い込まない」ってことみたいですが・・・

結果的に家電量販店の状況を見て「新品はないな・・・」と決めました。

ところが世の中は

一方でネットなんかを見ると実はカメラって意外に根強いニーズがあるんですよね。

YouTubeやネットの情報を見ると今は二つの流れがあるようで、一つはフルHDや4Kで動画撮影できる機種が人気で、さらには

オールドレンズで動画を撮る

っていうのが世界的なブームのようです。

オールドレンズ独特の枯れたアナログっぽい感じで撮影される映像がウケているとか。
オールドレンズで動画を撮るなんて発想はなかったなぁ(驚)。

もう一つは

古い中古コンデジが人気。

理由はやはり今売られている製品にコンデジがほぼないことと、販売されている高級コンデジが高価であることだと思います。

10年くらい前までの製品なら今でも十分に通用しますし、しかも格安で手に入れられる。
中にはジャンク品を自分で修理して使う人まで。

確かに10年前と今を比べても人間の目に進化はないし(笑)、この10年で画質に劇的な影響を与える進歩はなかったと思います。

10年前なら既に画素数は1000万画素を突破していましたから画質的には十分。
増えた機能といえばWi-Fi対応やスマホとの連携、AFスピードの高速化、可動式液晶モニター、タッチパネル操作等々で正直どうでもいいものがほとんどかな。

さて私は

色々と調べに調べ、ヤフオクでちょっと古いコンデジを購入しました。
しかも有難いことに、状態の割には非常に格安で(笑)。

購入した機種の話は次回

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